ニュースにも取り上げられ、スシローの株価が下がるなど、多大な影響がありました・・・。
その事件に動きがあったため、当記事では、以下2点について詳しくご説明します!
ポイント
☑その事件を受け、スシローが少年にいくらの損害賠償請求をしたか
☑わが子がそのような行動をとらないための自宅での「SNS教育」の方法
目次
スシローが少年に請求した損害賠償請求額「6,700万円」!!
○2023年1月に、スシローで客の少年がしょうゆ差しをなめる動画が拡散した問題で
スシローはその少年に「約6700万円」の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。○全国の店舗で客が大幅に減少し、2日後には親会社の株価が5%近く下落した。
○スシローは訴状で、「動画により1日で160億円以上の経済的な価値が失われた」とした
出典:2023年6月8日 読売新聞オンライン
「もしかしたら自分の子がそれをやってしまうかもしれない」
「そうさせないために自分は何をできるか」と家族で考えるきっかけにしたいね
自分の子どもが「そのような迷惑行動」をとらないよう・・・自宅での「SNS教育」の方法
子どもにこそ「SNS教育」が必要
これまで、のべ1,000人ほどの新卒社会人の方々に「SNS利用に関するセミナー」をしてきました
新卒社会人の皆さんは、とても素直で優秀な人が多かったのですが、
「これまで、SNSでよくグチを書いていた・・・」
「学校やバイトのこと、ぜんぶTwitterにのせていた!個人情報もあったかも」
と、「悪意なく、とても危険なSNSの使い方をしている人」がたいへん多くいました。
「SNS教育」は必要だと実感しました
SNSの定義ってそもそも何?
移り変わりが早いという特徴があるので、そのときによって定義は変わりますが、
個人が発信できる、以下のようなアプリ・ツールを「SNS」と言うことが一般的です。
SNSと呼ばれるアプリ例
LINE
ブログ
Twitter
Instagram
facebook
You Tube
TikTok
自宅でやりたい!SNS教育の方法
こちらでは、自宅で簡単にできる、スマホをお持ちのお子様への「SNS教育」として
「①SNSチェックリスト」と「②SNSの怖い特徴」の2点をご紹介します。
SNS利用状況チェックリスト
①SNS利用状況チェックリスト
□ 実名(もしくはそれに近いニックネームなど)でSNSを利用している
□ プロフィールに出身校やクラスなどを推察できる形で書いている
□ 自分の行動や気持ちについて、ひんぱんにSNSに書き込む
□ 「友達や先生」、「お店の人」などに対するグチや不満を、ひんぱんに書き込む
□ 他の人が映りこむ場所で、動画や写真撮影を良くしていて、SNSにもアップする
□ 他の人のアカウントのコメント欄などに、ネガティブなコメントを書き込む
□ 自分や友だちの顔出し写真・動画をよくSNSにアップする
□ 鍵付きアカウントだが、知らない人からの友達・フォロー申請を気軽にOKする
チェックが多ければ多い程、リスクが高いと思ってください!
(スマホを持つ前のお子様には、「こういうことをやるとトラブルになる可能性が高いよ」とお伝えください)
もし、上記が「全て当てはまらない」となっても「リスクがゼロというわけではない」と念を押してあげてください。
※SNSをやっていれば、問題動画をアップしてしまうと、1回で個人を特定されうる世の中だからです。
SNSの怖い特徴
②SNSの怖い特徴
●誹謗中傷の被害者や加害者になりやすい
●個人情報が流出しやすい
●デマや誤った情報が広がりやすい
●一度流出した情報が、いつまでも削除しきれずに残ってしまう
●情報が拡散する範囲が広い
●一度火がつくと、すぐに「炎上」に発展する
こちらの、SNSの怖い特徴も、ぜひお子様に改めてお伝えください!
"SNSの怖さ"について「あんまり知らなかった」と感想を述べるお子様も多いと思います。
まとめ
SNSの利用は、なによりも「想像力を働かせること」が大事です。
お子様と
「もしこんな動画を投稿したら、見た人はどのように感じると思う?」
「もしこんなコメントを投稿したら、訴えられちゃうんだよ」
など、スシローの件や、過去のSNS炎上事例などを伝えて、対話してみると、新たな気づきをお子様も得られると思います。
簡単に踏み外してしまうのがSNSの怖さです。 一緒に、子どもたちに頑張って伝えていきましょう!