・・・こんなことってありませんか?
「ベビーシッターを利用してみたいけれど、料金面でなかなか踏み出せない」
「急に仕事が入ったけど…保育園は土曜日休みで預けられない…どうしよう!」
「自宅保育の2歳の子がいるけど、どうしても美容院に行きたくて、誰かに預けたい…」
0~6歳の子なら、1人につき年間144時間までシッターさんの費用が無料!
シッターさんの時給2,500円まで補助金が出るから
子供一人につき年間「36万円」おトクになることもあるよ
あと「東京都の一部自治体」しか使えないから、この記事で"当制度を実施している自治体"をチェックしてね!
目次
「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」の概要・補助金額
☑対象は「東京都内の対象地域」に住む「未就学児(0~6歳の小学校に通う前の子)」がいる家庭
☑「未就学児(0~6歳の子)」のベビーシッターの利用料金を
こども1人につき一定額(シッター利用年間144時間分、通常時給2,500円までの分)まで助成してくれる制度
・ベビーシッターを使う理由は問わない、というのが素晴らしいですね!
・事前に自治体への提出書類も必要ないため、手軽に利用開始できます
・2人や3人など複数の該当のお子様がいらっしゃる場合は、それぞれのお子様についてこの制度を利用できるんです
☑単純計算結果(※ベビーシッターさん時給が2,500円の場合かつ、1児について年間の累計利用時間144時間となった場合)
2,500円×144時間=360,000円(36万円)が自治体から補助として戻ってきます!
「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」の補助(助成)対象となる自治体
東京都のすべての自治体が実施しているわけではないので注意してください。
以下が該当自治体となります!
区市町村名 | 問合せ先 |
千代田区 | 教育委員会事務局子ども部児童・家庭支援センター子ども家庭相談係 03-5298-5521 |
中央区 | パーソルワークスデザイン株式会社(中央区委託事業者) 0120-503-487 |
港区 | 港区子供家庭支援センター子ども家庭サービス係 |
新宿区 | 株式会社パソナライフケア(新宿区委託事業者) 0120-646-634 |
文京区 | 株式会社バックスグループ(文京区委託事業者) 03-6705-6331 |
台東区 | 区民部子ども家庭支援センター庶務担当 03-6458-1566 |
品川区 | 保育支援課開設・計画担当 03-5742-6039 |
目黒区 | 目黒区子育て支援部保育課保育係 |
中野区 | 子育て支援課子育てサービス係 |
豊島区 | 子ども家庭部子育て支援課庶務・事業G 03-4566-2478 |
北区 | 教育委員会事務局子ども未来部保育課私立保育園係 03-3908-1333 |
荒川区 | 子ども家庭部保育課保育管理係 03-3802-3111内線3821 |
足立区 | 子ども施設入園課 認証・認可外保育係 |
葛飾区 | 子育て支援課子育て支援係 03-5654-8277 |
江戸川区 | 株式会社パソナライフケア(江戸川区委託事業者) 0120-060-366 |
武蔵野市 | 子ども家庭部子ども育成課 0422-60-1854 |
狛江市 | 狛江市子ども家庭部児童育成課放課後対策推進担当 03-3430-1281 |
※対象者及び対象児童の詳細な要件は、自治体ごとに異なることがあります。
当制度を利用しようとする場合は、まずお住まいの自治体のホームページをご覧ください!
「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」の利用までの流れ
STEP1▷「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)認定事業者」の一覧から事業者を選ぶ
・事業者と直接利用の契約を行います。
・その際に「東京都のベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)を活用したい」旨を必ず伝えてください。
※キッズラインを利用する場合の具体的手順は、当ページ下部に記載しています!
STEP2▷ベビーシッター利用の後、料金を事業者に支払う
・この際、事業者から「ベビーシッター要件証明書」と「領収証(利用明細が分かるもの)」の交付を受けてください。
※証明書は、従事したベビーシッターが本事業の要件を満たしているかを確認するためのものです。
いずれの書類も自治体に補助金を申請する際に必要になります。
STEP3▷自治体に補助(助成)金を申請する
「申請の際の提出書類」は各自治体によって異なるため、お住まいの自治体のホームページをご覧くださいね。
【提出書類の一般的な例】
㋐自治体が定める「申請書類」および「利用内訳表」
㋑ベビーシッター事業者が発行した領収証(利用明細が分かるもの)
㋒ ベビーシッター要件証明書
一見難しく見えますが、基本的には以下の手順で対応できますので意外と簡単ですよ♪
【一般的な手順】
1.自治体のホームページから「㋐申請書類・利用内訳表」をダウンロード
2.「東京都BS制度(一時預かり)」に該当しているシッター事業者を選び、契約をし、シッターさんを依頼します。
3.利用後はシッター事業者に「㋑領収証」と「㋒ベビーシッターさんのBS事業資格の要件証明書」の発行依頼をします
4.自治体が定める期限までに、「㋐申請書類・利用内訳表」を自分で記入します。そのうえで、「㋑領収証」と「㋒ベビーシッターさんのBS事業資格の要件証明書」と共に、自治体に提出すればよいということになります。
※自治体により異なる場合がありますが、一般的には「4~6月」に利用した、BS制度に適合したシッターさんの利用費用について、
「7月中旬頃までに申請」という所が多いです。3カ月ごとに申請締め切りが設けられている形ですね。
「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」のメリット
メリット1▷事前に自治体への申請は不要!
事前手続きや申請は不要です。
よって、大手ベビーシッター会社にすでに登録しているご家庭で、対象のお子様がいればすぐに利用可能ですよ!
※自治体によりますが、上記3に記載のとおり「4~6月の利用分を、事後的に7月に自治体に申請」という流れが一般的です。
メリット2▷ベビーシッター代が実質ほぼ無料!
ベビーシッターの利用料金が高くてなかなか利用に踏み出せない…
そんな方でも、補助(助成)の上限内での利用であれば、実質無料でベビーシッターさんを利用できます!
※シッター費用に含まれる「交通費・保険料・オプション費用」等は、自腹となりますのでご注意くださいね!!シッター費用の中の「基本利用料」だけが当補助の対象となります。
メリット3▷ベビーシッターの利用理由は問われない!
保育園幼稚園に通わせている方や、自宅保育の方、どなたでも当制度は利用できる点がうれしいですね!
利用する理由も問われないので、
「リフレッシュ」「自分の習い事」「急用」「下の子だけシッターを依頼して、上の子と久々に遊んであげたい」
・・・・など、どのような理由でもOKです!
※そのため、自治体への申請書には、シッターさんを利用した理由を書く必要はありません!
「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」を「キッズライン」から利用する場合の手続き方法
STEP1▷キッズライン未登録の方は、ユーザーアカウントを作成登録しましょう!
登録ページ:https://kidsline.me/auth/prnt_create
STEP2▷上記を終えた方、キッズラインのアカウントをお持ちの方は申し込みフォームから!
こちらのページの一番下部の「お申し込みフォーム」から「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」に関する登録をしてください
申込ページ:https://kidsline.me/information/tokyositter_ichiji
STEP3▷「一時預かり事業ご利用マニュアル」がメールで届きます
データ保存をするか、紙に印刷してよくお読みください
STEP4▷「BS事業対象サポーター」のシッターさんを選んで依頼します
キッズラインのホームページで「東京都BS(一時預かり)事業対象サポーター」を検索して、サポーター(シッターさん)へのシッター依頼をします
※予約作成時には必ず「一時預かり事業を利用する」を選択してください。
※初めて依頼するシッターさんの場合、キッズラインの制度により事前のZOOM顔合せが義務付けられています
STEP5▷利用後は「領収書」と「ベビーシッター要件証明書」をキッズラインに発行依頼します
「領収書」
キッズラインログイン後の「予約詳細画面」から、該当のシッターさんへの予約をクリックし「領収書」のところから、ご自身で発行依頼をクリックてください
(具体的な発行方法についてはキッズラインから提供されるマニュアルにも記載されています)
「ベビーシッター要件証明書」
キッズライン運営から発行されますので、シッターさんを利用したあと、問い合わせフォームから「○月○日の○○さんへのシッター依頼について、要件証明が欲しいです」と連絡する必要があります。
※要件証明書は、シッターさんお1人につき1枚のみの発行なので、1度発行されたものはしっかり保存しておきましょう。また、違うシッターさんに依頼したときは、その方の分の「ベビーシッター要件証明書」が必要となります
STEP6▷補助(助成)に必要な申請書類を自身で準備
自治体のホームページから「申請書」「利用内訳書」をダウンロードのうえ、自治体の定める締め切りまでに、申請を行います。
「東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」のメリット・デメリット
(私が感じたメリット)
▷子供が興味を持っていることを得意としているシッターさんを選べる
☑娘はいま、工作・制作に夢中な時期です。工作・制作が得意なシッターさんを選ぶことで、娘がとても有意義な時間を過ごすことが出来ています!
☑ほかにも英語・外遊びが得意なシッターさんも多いので、子どもの興味関心を伸ばす目的でも活用しやすいと思います!
▷子供の世界が広がる
☑子どもは幼稚園や保育園で、先生やクラスメートとの繋がりを持っていても、「親以外の大人と1対1で過ごす」経験がある子は、それほど多くないかもしれません。
☑最初は、娘にとって急に知らない人が来て大丈夫かな?という心配がありました。でも子供からすると「好きな事をいっしょにやって打ち解けた相手」として、すぐにシッターさんを大好きになりました!
(デメリット)
▷当制度の対象となるシッターさんがあまり多くない
☑残念ながら、「東京都BS(一時預かり)事業対象サポーター」となっているシッターさんは、まだ少ない一部の方です
☑「この日に利用したい!」と思っても、「その日に自宅に来れるシッターさん」かつ「東京都BS(一時預かり)事業対象サポーター」であるという方が、あまりいなかったことがありました。
→ただ、当制度は年間利用144時間という上限もあるものなので、その点は「利用できる日があれば利用していく」くらいのスタンスで良いのではないでしょうか♪
まとめ
・該当の自治体にお住まいの方は、この機会にベビーシッター補助(助成)制度をうまく活用して、お得にベビーシッターサービスを利用してみてはいかがでしょうか?
・いますぐベビーシッターさんを利用する予定がないという方も、いざという時の為に自分の住んでいる自治体が対象か、民間のサービスにはどのようなものがあるかを把握するきっかけにしてみてくださいね。
・「工作」「英語」「外遊び」など、それぞれが得意なシッターさんがいますので、子供の可能性を伸ばすきっかけとしても、ぜひ利用をおすすめします!